お金をかけずに、自動車のタイヤのホワイトレター部分を白く復活させる!!
先日、久々に会った人から「車高の高い車に乗っている姿が想像つきませんね」と言われた。自分自身でも車高の高い車に乗っているのが不思議なのだけれど、今の愛車デリカD5は暇があれば洗車する程に気に入っている。まぁ、洗車すると雪やら雨がすぐ降るんだけれど。中古車だけれど満足なカーライフを送っております。
車高が高い車だとタイヤもゴツいのが似合うもんで、かつてスポーツカーに乗っていた時の様に、ブリヂストンのポテンザ、ヨコハマのネオバ等というスポーツタイヤの類は勿論選択肢にはないらしい。選択肢はBFグッドリッチや、ヨコハマでもジオランダーという泥でも舗装路でもなんでも来い!!のオールテレーンタイヤ(全地形タイヤ)。
自動車のタイヤの世界も沼だね、沼。知らなきゃ良かった・・・
まるでホイールローダーのタイヤみたいだよね。
我が家のデリカD5は中古で購入したので、前オーナーの使用していた夏タイヤも一緒に頂いた。購入時はスタッドレスタイヤを装着し車検を取ったのだけれども、雪解けも進みそろそろ夏タイヤの出番というところ。
さて、いざ夏タイヤの準備をしようとしたところ
サイドウォールに白い文字が入っている!俗に言う「ホワイトレター」というものなのだ!F1のタイヤみたいでカッコいいぞ。妻には伝わらないが、カッコいい。そもそもSUVの様な重量のある車体を支え、悪路を走るなど酷使されるタイヤは丈夫でなくてはならないので、サイドウォールの幅が大きい物が多い。そこにメーカーロゴが入っているのだけれども、それが白いゴムで成形されて埋め込まれている。
どう見ても汚い。もはやホワイトではありません。
洗剤で洗ってみたのだけれども、汚れは落ちる気配はありません。そもそも塗料が落ちているのではと思うような感じでもあります。
それなのでマーカーでの補修を考えましたが、塗料であれば洗えば洗うほど塗料は落ちるし、見た目もパッとしないはず。しかも専用マーカーが微妙に高い、いいお値段。オートバックスで見てきたら7~800円もするのだ。しかもタイヤ1本につき1本は使いそうな雰囲気。我が予算ではタイヤ1本に付き1本なんて用意できません。レタッチ用のマーカーで合計5,000円も用意出来るのならば、タイヤを新調しますよ。タイヤ1本につき2万円くらいだし。
プラモデル用の塗料を使う事も考えたけれど、水性塗料では洗車や降雨によって色が落ちるだろうし、何かに擦ったりすれば塗料は即剥がれるだろう。油性塗料は下手に使用してタイヤにダメージを与えるのも恐ろしい。サイドウォールの劣化は危険だ。ちなみに百均にてホワイトマーカーも購入して、廃タイヤに試してみたけれども色味がパッとしない。下地処理なんかが必要だろう。色々考えたけれどもやっぱり先の専用のマーカー(上記のソフト99かな)の購入しかないのではないかと思ったのだけれども、そこまで来てようやく気がついた。
ホワイトレターをなんとか洗浄して、復活させれば良いのだと!!
と言う訳で、今回の本題の備忘録です。
白さが無くなったタイヤのホワイトレターは、メラミンスポンジで復活を試みることにしました。自転車のパーツなんかもイケそうなものはメラミンスポンジ使ってますので、まずタイヤもこれで試してみましょう。
どうやらBFグッドリッチのオールテンタイヤは、白い色のついたゴムを成形して加工している様なので、表面を擦ったりしたとしても白い部分がはがれてブラックレター状態にはならないだろうと判断。そこで清掃用にストックしているメラミンスポンジ=激落ちくんモドキ(ダイソーで購入したカット済みのもの)で擦ってみます。
濡らしたメラミンスポンジで擦る。
タイヤの硬さなのか、それとも形状に起因するものなのな分からないが、激落ちくんモドキの命の燃えカスがワシャワシャ出てきます。しかし明らかに黒い汚れが落ちているのが確認できます。
ああっ先ほどまで汚かった「F」の文字が白い!むしろちょっとシルバー?
比較すると一目瞭然。汚れはなくなった。
ということはこの黒いのはアスファルトの汚れや、ブレーキダストなのか?
スポンジのカスを取って、水分を拭き取って完了です。
タイヤ1本につき、メラミンスポンジのカットが1個。
4個のメラミンスポンジでタイヤのホワイトレターが復活しました。悩んだのがなんだったのかわからないほど簡単に処理が終了しました。うん、タイヤに感じては満足です、あとはワックスで艶をだせば最高です。
がしかし、今度はホイールが欲しくなってきた。
FDの時はVOLK RACING CHALLENGE(漫画「オーバーレブ」の登場キャラクター 佐和子がS14シルビアに履かせていたよね、たしか) を履いていたけれども、デリカD5には何が合っているのだろうか。
気が付けば、また新しい沼に足が・・・もう無理っす。