[ほぼ日手帳]  「ほぼ日手帳」の代替で、無印良品の「上質紙1日1ページノート」を1年間使った結果。

ほぼ日手帳

何の不満もなくここ数年間は「ほぼ日手帳」を使用してきた。

初めて「ほぼ日手帳」を利用したのが2010年。それから2018年まで9年間で9冊の手帳を使用した。
年度を意識して毎年4月はじまりの手帳。
思考停止かと思うほど、毎年ほぼ日のサイトで購入。価格が高いなと思ったこともあったけれども、「ほぼ日手帳」を使う前は他社の手帳を色々と使いながら、気が付けばたどり着いたのが「ほぼ日手帳」だったので、特に手帳を替える気も起きなかったのだろう。

「ほぼ日手帳」の特徴は

  1. 文庫本と同じA6サイズで持ち運びしやすい。
  2. うすくて軽く、丈夫な「トモエリバー」を使用し、書き心地が最高。
  3. 折れ曲がるのを防止するために、ページの角を丸くしてある気遣い。

などと、とにかく褒めておくよ「ほぼ日手帳」。けれども…

しかし価格が高いんだよ。読まない、使わないページも… という事で「ほぼ日手帳」から卒業してみた。

2018年の手帳購入の頃、「ほぼ日手帳」を使用しない方向を模索した。でも結局いい感じの手帳が見つからなくて「ほぼ日手帳」を買う事にした。使用しないと思ったきっかけは価格。手帳本体の価格は税込み2,160円だが「ほぼ日」の公式サイトで注文をすれば送料が別途必要。送料やカバーの料金を入れると手帳だけで4,000円ほどの出費が発生。高いね!
この出費を少しでも軽減するために、はLOFTで手帳本体のみを購入したのですが、それでも2,000円の出費。無駄遣いや想定外の出費が重なり、正直しんどい、苦しい。手帳は一年の間、毎日の様に使うものなので高い出費ではないと割り切ったけれども、気になることがもう一つ。

実はここ数年、手帳の中身は白紙のページの割合が多くなってしまっていた。

手帳ではなくメモやスマホで済んでしまったり、それこそ色々な事を管理するのに、それに特化したアプリやサービスが出現。個人的に「ほぼ日手帳」がオーバースペックな感覚が出てきた。そんな気持ちのまま2018年の手帳を使いつつ、次年度の手帳を模索していた。

2019年は「ほぼ日手帳」の様にスペックが高くない、価格もお手頃。なおかつ使い勝手に差が発生しにくい仕様の手帳を模索することに。
まずは価格重視でダイソーやセリアなどの100均を見ましたがやはりない。←当たり前。
スペックを求めないと言いながら使い勝手が劣るのを気にする。
次は書店を見る。やっぱり価格が高い。2,000円前後ならば「ほぼ日手帳」で良いのではないか?と振り出しに戻った。
ならば今一度、手帳に求める最低限の条件を整理することに。
◆まずサイズは今まで同様文庫本サイズ(A6)
◆一日一ページ記入できるページ数があること(最低365ページ)
◆見開きで使用できること
◆できれば1,000円以内で購入できるもの←ここ大事!
整理してみると、そこまで必要なものはない。
条件が整理できたので、再度情報収集し、気になった手用を実際に店舗に行って確認。「これなら代用できそう!」と、遂に無印良品の「上質紙1日1ページノート 文庫本サイズ」を購入。

「ほぼ日手帳(オリジナル)」の代替として「無印良品 上質紙1日1ページノート 文庫本サイズ」を購入。

上質紙1日1ページノート 文庫本サイズ

無印良品の「上質紙1日1ページノート 文庫本サイズ」、その脅威の価格はなんと税込み590円(2020年4月現在)。
これは本当に安い。店舗で買えば1,000円以内だ。
1日1ページ記入できる=ほぼ日手帳と同じ!
文庫本サイズなので、ほぼ日手帳のカバーも流用できる。
もちろん見開きで使用できる。
しかも日付の記入もないので、4月はじまりにも対応している。
ようやく、上記に挙げた条件をすべて満たす手帳を手に入れたのだ。

いよいよ、さよなら「ほぼ日手帳」

「ほぼ日手帳」の代用に「1日1ページ手帳」を実際に1年間使ってみた結果。

結論から書いてしまうと、一年間使った結果…
「ほぼ日手帳」に出戻りすることとなりました。

①スケジュールが管理できない!
買った当初は気が付かなかったけれども、自分は手帳でスケジュール管理をするのでカレンダーがついていないのは致命傷だった。手帳を2冊持つことも考えたがそれは嫌だ。
カレンダー、スケジュール帳を別に用意されている方は問題なく使えると思うが、自分は不便で仕方がなかった。
商品名に1日1ページと謳っているのだから、そこを考えない自分が悪い。

②余計なページはほぼない

スケジュール欄を自作することも考えたが、余分なページはない。
1日1ページ記入していくと、3ページしか余らない。2019年は366日だったので2ページ、つまり紙1枚。そこにスケジュール欄を自作するのは諦めてしまった。
本当に365日、1日1ページのノートでコンセプト通りで潔い。

③本体の厚さが気になる。

手にしたときは気が付かなかったけれど、使っていくうちに感じていた違和感。それは厚さ。
新品時は約2cmだった厚さも、使用してると数ミリだけれども厚くなる。これは仕方がないのだけれども、「ほぼ日手帳」の薄さが尋常じゃないという事を再認識させられた。

上:2018年のほぼ日手帳(使用済) 中:2020年のほぼ日手帳(未使用) 下:2019年の上質紙1日1ページのノート(使用済)

上:2018年のほぼ日手帳(使用済)
中:2020年のほぼ日手帳(未使用)
下:2019年の上質紙1日1ページのノート(使用済)

④毎日、日付を記入するのが面倒くさい
これが意外と盲点だった。手帳として使用するので日付を記入する必要があったのだけれども、最初から1日1ページと使い方を決めていると、毎日記入するのが面倒だった。
書きたい時に書きたい事を書くならば全く問題ないのだけれど、これは使う目的の差だと思う。
結局、時間のある時に先に日付を記入するようにして対応した。この時、うるう年の時は2月29日に気を付けましょう(経験済み)

無印良品の「上質紙1日1ページノート」は手帳として十分に使える。

ただ、1日1ページというコンセプトも使っていて問題なかったうえ、「ほぼ日手帳」と違い、1ページをいっぱい使う事が出来た。マスも大きめだが18行もあり色々と記入スペースはあって記入する場所は満足だった。
ただ、手帳に求めるものが自分とは違ったという事。
スケジュールも欲しいし、余計なページも欲しい。
それでいて薄く、コンパクトであって欲しい。
求めるものが多ければ、それだけ価格が高くなるという当たり前の事をこの1年で学びました。

一年間使った結果、手帳に求めるものが違ったので、 この4月からは再び「ほぼ日手帳」を使用しています。


 
アマゾンでも「ほぼ日手帳」買えるようになっていたんですね。
リンクの画像が22万円になっているのが謎ですが…

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